全てのサイトに同じパスワードを使っていると、一つのサイトでパスワードが漏洩したら、他のサイトにまで影響が出てしまいます。リスクを考えて、サイトごとに異なるパスワードを設定しましょう。
とはいっても、全て異なるパスワードを覚えるのは大変ですよね。次に紹介する方法を使えば、複雑でも覚えやすいパスワードを作れます。
複雑でも覚えやすいパスワードを作る例
12つのキーワードを考えます。ここでは例として、「焼きそば」「天ぷら」にします。
2(1)のキーワードをローマ字にして、子音を抜き出します。「yksb」「tnpr」になります。
3サイト名の頭文字2文字を抜き出します。Googleだと「go」になります。
4(2)の2つのキーワードの間に(3)を挟み込みます。 「yksbgotnpr」になります。
5次に住所の郵便番号の上3桁を抜き出します。ここでは例として「185」とします。(4)の後ろに付け足します。「yksbgotnpr185」になります。
6これで、「yksbgotnpr185」というパスワードが完成しました。
ポイントは、(2)でキーワードの子音を抜き出している点です。「yakisobagotenpura185」だと、他のサイトのパスワードを予測されやすいですが、「yksbgotnpr185」だと意味不明な文字列になるので、予測されにくくなります。
この例に倣うと、Amazonの場合は「yksbamtnpr185」になります。
一部のアルファベットを大文字にすると、より強力なパスワードになります。
おわりに
この方法を使えば、パスワードのメモを確認せずに入力できるようになります。Webブラウザのパスワードマネージャーを使えば、覚えなくても済みますが、漏洩するリスクはあるので、気をつけて使いましょう。