[レビュー] バイオハザードHDリマスター: 難易度高め/弾がすぐなくなる/回復アイテムが少ない (クリア時間14h)

ゲーム

先日、PS StoreでバイオハザードHDリマスターを購入して、クリアしました。難易度はノーマルモード(登山)です。クリア時間は14時間23分でした(結構かかってしまいました)。この作品の感想を書きたいと思います。

ゲームバランスが少し悪い

バイオハザードシリーズの経験はPS版の2と3だけで(どちらもクリア済み)、今回のバイオハザードHDリマスターが3本目でした。まず、思ったことは、ゲームバランスが少し悪いと感じたことです。PS版バイオハザード2と3をプレイした時(何年も前ですが)には、特に不満はありませんでした。ゲームバランスが悪いと思った点は、以下の通りです。

  • ゲームオーバーになると、セーブデータからやり直し。
  • セーブできる回数に制限がある。
  • 弾がすぐなくなる。
  • 回復のアイテムが少ない。
  • 持てるアイテムの数が少ない。
  • ボスが弱すぎる。

このうちのいくつかは2,3にも当てはまりますが、ゲームバランスの良いゲームに慣れたためか、このバイオハザードのゲームバランスが2,3より悪いためか、苦痛に感じました。これらの点について、一つずつ説明していきます。

ゲームオーバーになると、セーブしたデータからやり直し

このゲームをプレイする前に、ラストオブアスとデモンズソウルをプレイしていましたが、セーブデータからやり直さなければいけないのはストレスを感じました。セーブできる回数に制限があり、何度もセーブできるわけではなく、それもあって余計苦痛でした。

セーブできる回数に制限がある

制限があるのは精神的にきついです。緊張感が出るというメリットより、精神的ストレスを受けるというデメリットの方が大きいと思います。

弾がすぐなくなる

ハンドガンで何発撃ってもゾンビがなかなか死なないので、弾がすぐなくなってしまいました。弾切れになってゾンビを避けるのにも、洋館の廊下が狭く、何度も噛みつかれました。途中から弾を節約するようにしてから余裕ができましたが、初見プレイでは、この弾の数の少なさには戸惑うと思います。

回復のアイテムが少ない

弾の数と同じように、序盤は回復アイテムの数の少なさに苦労しました。途中からは余裕ができました。

持てるアイテムの数が少ない

所持しているアイテムがいっぱいで、アイテムを拾えず、いちいちアイテムボックスに戻るのが面倒でした。6スロットは少なすぎます。

ボスが弱すぎる

ゲームバランスの悪い点が難易度を高くしているように感じましたが、逆に、ボスが弱すぎるという点も気になりました。特に、最後のタイラントの弱さには拍子抜けしました。達成感0でした。ボスには、デモンズソウルまでとはいかなくとも、多少のカタルシスは欲しいところです。

その他

他には、ゾンビの死体を燃やさないと復活することが、余計に感じました。いちいちタンクに灯油を入れて燃やすのが面倒でした。それから、初代バイオハザードのリメイクなので仕方ないかもしれませんが、操作性の悪さが気になりました。やはりこのようなゲームは、キャラクターの背後からの視点のTPSかFPSであるべきでしょう。

まとめ

改善してほしい点をまとめると、以下のようになります。

  • ゲームオーバーになったら、その少し前からやり直し。
  • セーブ回数無制限。
  • 弾は、初見プレイでもなくならない程度の数を。
  • 回復アイテムは、初見プレイでもなくならない程度の数を。
  • 持てるアイテムの数の制限はストレスのない程度に。
  • ボスには倒した時に達成感を得られる程度の強さを。

おわりに

次は、同じくPS Storeで買ったバイオハザード4をプレイしたいと思います。名作と言われているので楽しみです。