参考書を本ではなく電子書籍(Kindle)で購入したら思っていたより勉強がやりやすかったという話

Kindle

ブログやWordPressをいじるようになってから10年ほど経ちますが、HTMLとCSSはわからないことがあった時に、その都度、ネットで検索して調べていました。そのため、取りこぼしが結構ありそうだと思い、本を購入し勉強し直すことにしました。

購入した本は、Amazonで評価が良かった書籍「HTML5&CSS3標準デザイン講座」の第2版(2015年発売)です。節約のため、大体このような書籍は中古本で済ませてしまうことが多いですが、最近発売されたばかりで、新品とほとんど価格が変わらなかっため、新品を買うことにしました。本棚がいっぱいなので、かさばらないKindle版(本より数百円安い)を購入しました。ちなみにこの電子書籍は、ページが1枚の画像になっていて、テキストの選択はできず、リンクなどもありません。

本を使ったいつもの勉強方法

私は参考書を読む時、その時に勉強したいページを読むため、読んだページが飛び飛びになります。そうなると、どのページを読んだかわからなくなってしまうため、ページの隅にシャーペンでチェックマークをつけるようにしています。また、重要だと思った部分には、下線を引いています。こうすると読み返した時に、重要な部分を探しやすくなります。このような読み方をしているため、電子書籍では勉強しにくのではないかと思っていました。しかし、実際に電子書籍を購入し勉強してみると、思っていたよりやりやすいことに気づきました。

電子書籍を使った勉強方法

本をダウンロードすると読み込みが早くなる

Kindleの電子書籍はPCで閲覧可能です。Kindle Cloud Readerでは、クラウド上で本を読むことができます。ダウンロードするとページの読み込みが速くなります。ダウンロードするには、ライブラリに並んでいる本の上で右クリックし「本をダウンロードして保存する」を選択します。

Excelをノートとして使う

Excelをノートとして使用します。Excelを持っていない方は、LibreOfficeをおすすめします。まず、ページの列を決め1と入力して下へドラッグし、ページ数だけ伸ばします。読んだページは、その横の列に-(半角ハイフン)をつけます。メモはその横の列に書き込んでいきます。Excelと電子書籍の切り替えはAlt+Tabで行います。なお、ChromeではF11を押すと、全画面表示になり、少し大きく表示されます。

画面に本とExcelを横に並べる方法

Excelがアクティブな状態で、ショートカットキーWin+→Win+←(Win: Windowsのマーク)で画面の半分の大きさにして左右に寄せることができます。電子書籍は2ページが見開きになって表示されているので、ちょうどいいサイズでちょうどいい位置にExcelのウインドウが表示されます。こうすると電子書籍を見ながらExcelに書き込むのが楽になります。まるで本の上にノートをのせて勉強しているような感覚です。目線も一定で姿勢もほとんど動くことがないので疲れません。本とPCを使った勉強よりははるかに楽です。テキストを選択できる電子書籍なら、テキストのコピーができるのでさらに楽になるでしょう。

おわりに

電子書籍を使った勉強は、思っていたよりやりやすかったです。実物がない分、電子書籍を買ったまま放置してしまうことを危惧していましたが、これまで勉強を続けることができています。本はかさばるので、なるべく電子書籍を購入していきたいです。