[レビュー] ライフ・イズ・ストレンジ: ゲームの世界を広げてくれた作品 (クリア時間22h)

Life is Strange

この記事はネタバレを含んでいます。

数年前に購入してプレイしていなかったSteam版のライフ・イズ・ストレンジを先程クリアしました。結論から言うと、素晴らしいゲームでした。もっと早くプレイしておくべきでした。

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重厚なストーリー

最初は、時間を巻き戻す要素のあるパズル的なゲームで、それを楽しむ作品だと思っていましたが、エピソードを進めるにつれて、ストーリーに引き込まれていきました。特にエピソード3の終盤の急展開からは、夢中になって最後までプレイしました。

Life is Strange

心で攻略するゲーム

このゲームには、ゲームにありがちな数値やパラメータがなく(見えず)、そのようなタイプのゲームとは真逆のゲームだと感じました。一般的なゲームでは、テクニックや戦略で攻略しますが、このゲームは心で攻略するゲームのように感じました。これは私にとって新しい体験でした。ライフ・イズ・ストレンジは、自分の中の「ゲーム」の世界を広げてくれました。

キャラクターについて

どんな小さなことでも主人公のセリフや行動を選択することになるため、プレイ中は主人公自身になっている感覚が強くありました。また、日記でマックスの気持ちや考えを知ることができるため、より感情移入できました(日記はラスト・オブ・アス2でもありましたね)。日本語化DLCの吹き替えも良かったです。

Life is Strange

クロエについては、序盤では自分勝手で、あまり好きになれませんでしたが、徐々に改心するクロエに、気がつけば親しみを覚えていました。

舞台について

海外の高校が舞台のゲームをプレイするのは初めてだったので新鮮でした。海外の高校生活を体験できるゲームがあったらプレイしてみたいと思いました。

Life is Strange

音楽について

このゲームでは、音楽が効果的に使われていて良かったです。私は映画などの感動シーンで流れるような音楽が苦手だったのですが、この作品では、押し付けがましい感じはなく、美しい音楽が心に響きました。

その他の良かった点

各エピソードのクリア後に、他のプレイヤーが選択した項目の割合を見られるのが良かったです。エピソードが分かれていることで、全体のボリュームを把握できて、プレイしやすかったです。長さもちょうど良かったです。

気になった点

面倒臭がりの自分だけかもしれませんが、調べるところが多いのが少し面倒に感じました。それから、日本語化DLCの丸文字のフォントは、作品に合ってないように思いました。

最後の選択

最後の選択は迷いましたが、街を犠牲にするほうを選びました。ずっとクロエのそばにいると約束していたので。それに、時間を巻き戻すことで異常気象が発生することの因果関係がはっきりしていなくて、自分の中で納得できていなかったのもあります。その因果関係がはっきりしていたら、クロエを犠牲にするほうを選んでいたかもしれません。全プレイヤーの選択の割合は、ほぼ半々でしたね。

Life is Strange

クリア時間

ゆっくりプレイしていたため、クリア時間は22時間でした。平均のクリア時間をネットで調べてみると、15時間前後のようです。

余談

私は今まで、Steamのゲームではキーボードとマウスでプレイしていましたが、ライフ・イズ・ストレンジでは、PS4のコントローラーを使いました。操作しやすく、振動があるため、より楽しめました。特にハリケーンのシーンではコントローラーが震えに震えていたので、より恐ろしく感じました。Steamのゲームでは、今後もPS4のコントローラーを使っていきたいです。

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おわりに

ライフ・イズ・ストレンジは、セールで500円で購入しましたが、その価格と全く釣り合わない程の価値がありました。 続編のLife is Strange: Before the StormとLife is Strange 2も必ずプレイしたいと思います。

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