※この記事はネタバレを含みます。
遅ればせながらラストオブアス2 (The Last of Us Part II)をプレイし、クリアしました。ネットでは賛否両論なのが少し気になっていましたが、そんなことを全く気にする必要のない素晴らしいゲームでした。グラフィック、ゲーム性、ストーリー全て満点だと私は思います。
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目次
深いストーリーと凝った構成
冒頭で敵のアビーをとても悪く見せていたので、これは勧善懲悪もので、ラストでアビーを倒してカタルシスを得る内容だと思いこんでいました。クリアした今では、そんなふうに思っていた自分が恥ずかしいです。ストーリーが深く、とても考えさせられる内容でした。テーマは「正義とは何か」「復讐することの無意味さ」でしょうか。
構成も凝っていて、過去のシーンを何回か挟んでいます。また、途中で敵のアビーを操作することになります。その時は「なんで敵のアビーを操作しないといけないんだ」と思いましたが、クリアした今では納得できます。
私は素晴らしい映画に出会った時、圧倒されてエンドロールを放心状態で眺めるということがあるのですが、ラストオブアス2でも同じ体験をしました。ラストオブアスシリーズは映画のようなゲームと言われていますが、映画にしても名作になりそうだと思いました。ラストオブアス2には、映画好きの玄人が好みそうな変化球のようなものを感じました。
キャラクターが生きている
ストーリーも素晴らしいですが、血が通っていて生きているキャラクターも素晴らしかったです。葛藤、怒り、悲しみをこれほど感じさせるキャラクターを他のゲームでは見たことがありません。細かい表情の動きや演技に、開発側の情熱と執念を感じました。
美しいグラフィック
美しい景色に感動し、何回もスクリーンショットを撮りました。暗いストーリーでグロテスクな描写がある分、美しさがより際立っているように感じました。
途中でロードを挟むことがないのでゲームに没入できる
1をプレイしていた時は意識していませんでしたが、最初のロード以外にロードが挟まれないことに感心しました。ロードがないため、ゲームに没入できました。
難易度ノーマルは少し難しい
難易度はノーマルでプレイしましたが、少し難しく感じる部分がありました。前作より難しかったと思います。基地の地下の病院(グラウンドゼロ)では何度も死にました。暗くてマップを把握できず、逃げ回っているうちに敵にボコボコにされることが多かったです。ただ、何度も挑戦してマップを覚えることで、クリアできるようになっているので、理不尽さは感じませんでした。
クリア時間
クリア時間は、探索をしっかりやっていたこともあって46時間と長めになりました。クリア時間の目安は25時間だそうです。
気になった点
私のプレイに問題があるのかもしれませんが、マップが広く、探索が面倒だと思うことがありました。それ以外は文句のつけようがありません。
10点中10点満点
気になった点はありましたが、全体のクオリティが素晴らしく、私の中では10点中10点満点でした。本当にプレイして良かったと思える作品でした。ディレクターのニール・ドラックマンと、開発会社のノーティードッグに感謝したいです。
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おわりに
結構グロい部分もありますが、未プレイの人におすすめしたい作品でした。ノーティードッグのこれからにも期待したいです。
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